デジタルマネーライブラリー

このスマート社会において情報は、場所やモノに縛られない状況を実現しはじめています。そんな情報にこれからは価値あるインターネット「IoV」(Internet of Value)が求められると考えています。本ブログでは、そんな「IoV」に影響する仮想通貨について色々な観点から紹介します。

ビットコインを学ぶことができる大学

アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)で暗号通貨技術のための専攻コースを開設しました。
MITは伊藤穣一氏が率いるMITメディアラボが仮想通貨の研究を行っています。
今回の開設は起業家養成プログラムの一つとして行われるそうです。
また仮想通貨の専攻コースを開設するのはMITだけではなくスタンフォード大学でもビットコイン専攻コースを開設します。
いずれの大学もビットコインや暗号通貨関連の技術が今後、情報技術分野で必要不可欠なツールになると予想しています。 

スタンフォード大学ではビットコインなどの仮想通貨を使った授業や社会福祉が行われるそうですが、
マサチューセッツ工科大学では研究は行われないものの、ビットコインを専攻する全ての学生に対して、
2016年の新学期より日本円に換えると約1万円分のコインが仮想通貨が支給されるらしいです。
自分のスキルを使ってサービスをするのも良し、貯金して価格が高騰してから換金するのも良し、
学生によって使い道は変わりますが、無理難題な課題を学生に要求する大学ですから、
自身の為に使用することは出来ないかもしれません。
スタンフォード大学ニューヨーク大学デューク大学と契約を締結し、ビットコイン専攻コース「Crypto Currencies: Bitcoin and Friends」を開設することを決定した。

サイバーセキュリティ準修士学位の専攻のひとつとして開設されたこのコースでは、ビットコインやオルトコインの仕組みやコンセンサスプロトコルハッシュ関数楕円曲線、およびビットコインのインセンティブモデルや暗号通貨の規制の在り方について10週間かけて学べる内容となっている。

リリースによれば、本コースの目的はコンピュータ・システムにおけるセキュリティ原則を学び、将来産業に携わる学生がサイバー攻撃に対する保護と予防を行えるようにすることだという。
 
日本では専科の大学はなさそうですが、早稲田大学の野口教授や国際基督教大学岩井克人客員教授が積極的にビットコインについて展開されています。
 
近い将来日本の大学にも仮想通貨やビットコインについての専門学科ができるかもしれませんね。