デジタルマネーライブラリー

このスマート社会において情報は、場所やモノに縛られない状況を実現しはじめています。そんな情報にこれからは価値あるインターネット「IoV」(Internet of Value)が求められると考えています。本ブログでは、そんな「IoV」に影響する仮想通貨について色々な観点から紹介します。

IoTと仮想通貨の関係

ビットコインなどの仮想通貨は、そのポテンシャルを高く評価されながらも、現在のところ実社会にはあまり適用されていません。

先日、ある仕事をしていて感じたIoT(Internet of Things)と仮想通貨を組み合わせることによる可能性をまとめます。
 
まずは、IoTですが、身の回りにあるモノが、インターネットに繋がり情報をやりとりすることで新しい価値を生み出す概念のことです。
 
ある仕事で、河川などで川が氾濫しそうになるとそれを通知するシステムの提案をしていました。これから梅雨の時期にもなり台風も発生するでしょう。お客さんは、価値のある製品だと高い評価をもらったのです。
 
ただそれは単に反応が良いだけでおわってしまうのです。
なぜなら、それに取り組むための予算がないからです。投資対効果も、災害対策だとなかなか見出せないとのことでした。
災害対策への投資予算適用のための投資対効果を見出せないとのことです。
 
昨今より取り組んでいる仮想通貨について考えていた私は思いました。ビットコインが広まっている現状は投機ばかりですがで、投資対効果がなかなか見出せないモノやサービスにIoT×仮想通貨であらたなサービスができるのではないかと?
 
要するに、ここで言いたいことは、仮想通貨を使用して、個人、法人や公的機関や企業で考えずに、それぞれの受益と費用の整合を取れるよう、インセンティブを考えればいいのではないかということです。
 
システムの成長に経済原理を組み込むと、本当に必要なところに密度高くモノは普及しますよね。 

IoM(Internet of Money)はこのように、現在経済原理を組み込めていない場所に経済原理を組み込むことができるという特徴を持っています。また、仮想通貨のように発行主体が無いものは、個人・会社・国・地方自治体をつなぐグルーロジックとしての柔軟性が企業発行のポイントよりも高くより良いシステムを設計しやすくなります。市民(個人の集合)と国の組み合わせという形も作ることが可能になります。

 

仮想通貨にはマーケットが無いという批判も良く聞きますが、それはただ単にまだ明確なマーケットを見つけきれていないというだけにすぎません。IoT x 仮想通貨には大きな可能性が存在していると思います。