デジタルマネーライブラリー

このスマート社会において情報は、場所やモノに縛られない状況を実現しはじめています。そんな情報にこれからは価値あるインターネット「IoV」(Internet of Value)が求められると考えています。本ブログでは、そんな「IoV」に影響する仮想通貨について色々な観点から紹介します。

電子マネーの普及が5兆円越え?伸びる電子マネーにかける期待は?

電子マネーの利用が伸びている。日銀の2016年1~12月の電子マネー利用累計の決済金額がは5兆円を超えたとのこと。07年から調査されている電子マネーの決済金額は主要国のなかでもとしゅつしている。

■なぜ日本は電子マネー利用が大きいのか?

引き金となっているのが、「Suica」や「PASMO」などの鉄道会社が発行する電子マネーの存在だ。都市圏の電車通勤・通学する人を中心にカードの利用が広がっている。また、最近はスマートフォンに専用アプリを組み込み、買い物に利用する人も増えた。昨年10月に米アップルが日本でiPhoneを使った決済サービス「アップルペイ」を始めたことも利用を後押しする要因となっている。

■鉄道会社以外になにがあるの?

 イオンやセブン&アイ・ホールディングスなど大手流通系の電子マネーでは、買い物などに使えるポイントを付加して顧客の利用を促しているものも多く主婦層などを中心に利用が増えている。店側としても、電子マネーの利用拡大を通じて顧客動向を把握しやすくし、これをビッグデータ分析などに生かす狙いもある。

電子マネーの現状は?

電子マネーは徐々に普及しつつあるものの、日本では海外と比べて支払いにカード決済よりも匿名性の高い現金を好んで使う傾向が強い。ただ電子マネー市場の拡大に伴い、一円玉や五円玉などの小額硬貨の流通は減少が続いている。小額決済でキャッシュレス化は間違いなく進んでいる。

電子マネーに未来はあるの?

小額決済のキャッシュレスに伴い、いろいろな可能性があるだろう。

まずは、10円や500円などの硬貨が次のキャッシュレスのターゲットになると思われる。

硬貨の持ち運びは確かに、代替できる電子マネーがあると不便である。硬貨がいつか消えてなくなることは大いにありうると思われる。

ただし、上記のキャッシュレスに伴い、電子マネーが普及するかというとそれも懐疑的である。電子マネーとはあくまでも一企業が主体者であるからです。

やはり、総括すると硬貨のキャッシュレスに伴い普及するのはビットコインか?

これからが楽しみである。